「自分」が定着する仕組みはどんなものでしょう
皆さん、今日もおいでいただきありがとうございます。
ソスクと申します^_^
お寿司って皆さんはよく食べますか?
僕はけっこう好きなんですけど、あまりこれまでは自分から進んで食べようとはせず、行事のときに食べるくらいでした。
最近思ったのですが、お寿司はあの握ったネタとシャリの様子と、その色合いとか、そういう雰囲気も楽しめるんですね。
ワサビの緑が間で隠し味になってるとか、海苔の使い方とかも。
やはり美を求める文化というものでしょうか(^^)
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さて、昨日は二つめの質問を考えてきて、
自分が自分だと思うから自分なのだろうか?
ならば、なぜ、どういう仕組みで僕たちは自分を自分と思うのだろうか?
という話になりましたね。
(早口言葉みたい笑)
とりあえず例で考えてみましょうか。
僕たちは、盗塁をたくさん決めたり、試験勉強をしたり、稽古をしたり、走ったり、建てたりと、何か具体的な活動をします。
そしてあるとき、その具体的な活動の結果に対して、何か賞や成果が贈られることがあります。
盗塁王、有名大学の学生、医師、一人前の芸者、オリンピックのメダル、などなど……。
そもそもこういう成果を目指して取り組む人もいるでしょう。
これらの成果が得られると、僕たちはどう応じるでしょう。
よく耳にするのは、
「信じられない、実感が湧かない」
「自分のこととは思えない」
という言葉でしょうか。
この場合、その成果や賞をまだ自分のものとして捉えていないわけですよね。
でも、いつしかこれらのものを自分のものとして把握していって、後輩とかに自分の武勇伝として話したりしません?
そんなに本気でオレはすげぇんたぜ、と思ってではなくても、なんとなく誇らしい気持ちで語ったりしないでしょうか。
これがどうしてなのでしょう。
だんだん実感が湧いてくるということでしょうか。
この「実感」というのが、自分と関連させて理解するとか、自分のこととして捉えるとか、そういうことを指すようにも思えます。
ただ、いつでもそういう実感を感じているわけでもないという面もありますよね。
お医者さんが、常に
「おれは医者だおれは医者だおれは医者だ」
と思って過ごしていたら何だかちょっとかかりたくないですよね(笑)
もっと大げさな例となると、難しい手術や趣味の演奏、キスやHで盛り上がっているときなどは、やはり自分が医者であることは考えていないでしょう。
でも、そういう最中でも、呼びかけて
「あなたはお医者さん(その他何でも)ですか?」
と尋ねれば、おそらく驚いて一瞬止まるかもしれませんが、
「え、はい」
と答えるでしょう。
これは、その場で(例えば自分が医師であることを)思い出すということでしょうか。
それとも潜在的にずっと考えているということはあるのでしょうか。
ここがよくわからないのです。
自分で一定のことを考え続けていれば、それについて問われたらそのまま答えられます。
でも、上の例のように、別なことに没頭していても、問われれば僕たちは自分が誰々であるということをわかっているみたいです。
なかなか微妙じゃありませんか?
個人的には、自分が医者であることを意識したその瞬間に、自分が医者であるのだと思うのですが、皆さんはいかがですか?
そして、自分が医者であると思うようになる仕組みですけど、
だんだんと具体的な活動の経験を積んで、それを記憶の中で重ねていって、
私はこれこれということをしてきたし、こういう作業を普段しているのだから、医者なのだ、
と理解しているような気がします。
で、この実感の湧く速度はたぶん個人差があるので、皆さんの周りでも新人の頃からずいぶん貫禄のあるというか、堂に入った態度の人とかいるんじゃありませんか?
もっと簡単に、資格試験に合格したから医者だ、と理解している方もいるかもしれませんけども(^ ^)
……こう見てくると、やはり体験や経験が「自分」というものの拠り所になっているということでしょうか。
体験や経験を「自分」だと思う……あれ、ちょっと話が循環してますか?(~_~;)
どうして自分を自分と思うか、という疑問には答えていないかも……?
「自分」というものが膨らむ、変化する、定着する、そういう仕組みについて今日は検討したことになったでしょうか^ - ^
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ということで、今日もお読みくださいましてありがとうございました^ ^
別な内容を書こうと思っていたのに、結局昨日の続きになってしまいましたね(笑)
しかも当初の疑問は残ったような多少は進んだような……
こんな感じでもう僕自身も右往左往しながら考えていますので、皆さんもお時間がありましたら楽しく考えてみてくださいね!
本音対話はもちろん募集中です。
以下の記事をご覧くださいませ。
それでは、失礼しま〜す(^^)
ソスク