言葉たち3
図工の時間に、完成品のことばかりを考えていたら面白くない。
削ること、くっつけること、それが楽しい。
思えばいつからこういう発想で物事に向かわなくなるのだろう。
自意識過剰というのは、実は、自分のことを大切にできていないということだ。
他人に自分がどう思われるかを気にすることで、実は他人に軸を置いてしまっている。
誰もが、考えや感情の表現であるだけだ。
どんな人も、明るく元気なときは瞳が輝き活動的で、恐怖しているときは怯えた目をする。
喜びや悲しみの割合の違いはあれど、みんなその表現は共有している。