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学校生活のごほうびと罰

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皆さん,こんにちは(^^♪

 

今日は冒頭で最近このブログについて思ったことを……。

 

このブログはけっこう長めにごちゃごちゃと書いていますが,皆さんはあまり身構えずごく気軽に読んでくださいね。

(できればメンドくさいとも思わないでください……!笑)

 

確かにいろいろ皆さんと一緒に考えていく形をとってはいます。

 

でも,それも,ウンウンとうなって考えていこうというわけではなくて,僕たちの感覚的にどうだろうか,という部分を大事にしたいというだけですから(^◇^)

 

そんなわけで,軽やかな感じで今日もよろしくお願いします!

(自分に言い聞かせる面もあり笑)

 

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 さて,昨日は僕たちが物事に条件や前提をくっつけて考える発想(「条件発想」とでも呼びましょうか ^^)をするのはなぜなのだろうか,ということについて,

まずひとつ目の理由かもしれない「課題とごほうび」の仕組みについてみていました。

 

小さいころから教えとごほうび,しつけと罰,というような形で育てられてきたので,僕たちは何事にも条件発想をするようになったのかもしれない,というところまできましたね(*^^*)

 

それで,昨日は小さいころのことに注目してこの「課題とごほうび」の仕組みを見てみたのですが,その後はどうなのでしょう?

少し成長段階に沿って確認してみましょうか。

 

小さいころに挨拶の仕方やお手伝いの仕方を覚えたら,僕たちは次に何を教わるでしょうか。

もちろん育った環境によってちがうのは確実なのですが,例えば学校に入るとどうでしょう。

 

・字の書き方や,前ならえの仕方,チャイムが鳴ったら机に戻ること,朝の会と帰りの会で連絡事項を発言・報告すること,

 

・国語,算数,理科,社会,英語や,そのほかいろいろの科目を学ぶこと,制服を着て通うこと,髪形を一定の範囲のものにすること,日直や週番をきちんとやること,

 

・希望校に向けて特化した勉強,部活のさまざまな活動やそのための決定,友人との付き合い方,下校時のふるまい方,

 

・専門学校の人なら,料理やキャビンアテンダントや看護やそのほかいろいろの特化したカリキュラム,

などなど……

 

挙げればきりがありませんよね。

 

教師という立場の人がいて教える場合もあれば,生徒・学生自身が互いに意見を出し合ったりして教え合う場合もあるでしょう。

 

 

これらの過程で,「課題とごほうび」の仕組みはどんな風に存在しているでしょうか。

 

 

まず,教師や指導する立場の人がいる場合はどうでしょう。

 

すべてではないと思いますが,やはり,

 

・授業中にうるさくしちゃダメ,という指示に背いたら,廊下で立っている

 

・これこれをちゃんと勉強しておかないと,テストで成績が悪くなるぞ,受験で失敗するぞ,だからあなたが困るよ

 

・給食をちゃんと残さず食べないと,栄養が取れないし身体が大きくならないよ

 

・みんなでがんばって掃除を○○分以内に終わらせたら,学活やホームルームの時間の一部を遊び時間にしてあげる

 

という方向の指導の仕方が多いような気がします。皆さんはどんなでしたか? またはいま通っている学校ではどんな感じですか?

 

 逆に,課題とごほうび,しつけと罰という仕組みがない活動のほうが少ないかもしれませんね。

 

 

僕個人として振り返ってみると,図工とか音楽とかはなんだかこういう課題とごほうびの枠組みが弱めで,憩いの場だった感じがあります(笑) 

 

 

皆さんもそんな感じしません? 

 

 

それじゃあ次に,指導する立場の人がいない場合はどうでしょう。

 

例えばクラブや部活で,監督する先生はいるにしても時間を測るくらいだという場合。

 

こういう場合は,生徒が自分たちでいろいろ決定していくことになりますよね。

 

……ですけど,いま気付いたのですが,少しでも継続してきたクラブや部活なら,例年のやり方やプログラムのようなものがありますよね。

 

なるほど,こういう伝統や方式を先輩から教わるということのほうが多いでしょうか。

 

 

・バットスイングの腰の入れ方,ベースランニングの進路取り,盗塁の駆け出し方,捕球の方法,声出しのタイミングや内容,

 

・筆の使い方や画用紙,クレバスの使い方,色の配置,デッサンの仕方,

 

・ラケットの持ち方・使い方,コートでの構え方,試合のルール,

 

・駒の扱い方,戦略,持ち時間の使い方,先の読み方(思ったのですが,藤井聡太さんって中学校の将棋部にいるんでしょうか。スーパーな先輩ですね^^)

 

・上下関係(笑)

 

 

などなど,実はクラブや部活でも僕たちで決める部分より,教わる部分がやっぱり多いみたいです。

 

その場合,どういう形で教わるでしょうか。

 

 

さすがに授業みたいに成績をバシッとつけられるわけではなさそうですよね(^^)

 

部活だと,ある意味有無をいわさず(悪い意味ではなくて),当然にダッシュ何本やるとかノックひとり何本とか,そういう感じもありますよね。

 

ここでは特に条件発想はなさそうにも思えますが,……でも,もし理由なくダッシュをやらないとどうなるでしょうか?

 

 

自分の立ち位置やばくなる気がしません?(笑)

 

すごく自由な雰囲気の部活なら大丈夫かもしれませんけど,もしやらないことで状況が悪化するならば,

もうすでに最初から「部員は全員ダッシュをやらなければ許されない」という前提があることになるかもしれませんね。

 

みんなで大会での勝利を目指すんだから,みんなでやる練習を拒んではならない。拒んだ者は顰蹙を買う,批判される,という形になっているようにも思えます。

 

そうすると,ここにもやっぱり集団として「しつけと罰」に近い構造が見て取れそうです。

 

 

ちょっと長くなったので今日はこのくらいにしましょう(^^♪

 

どうやら,小さいころから学校生活全般にまでわたって,指導とごほうび,しつけと罰,という仕組みがあるような感じがしてきましたね。

 

これだけ長い間こういうなかで生活すると,確かに僕たちに条件発想が根付いていきそうな気もします。

 

この分だとたぶん仕事をする段階になっても同じではないかと予想できます。

 

皆さんもご自分の周りやこれまでの経験など,振り返ってみてくださいね。

 

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本日もお読みくださってありがとうございました!

冒頭の宣言どおり長くなってしまってすみません(;^_^A

 

今日の内容は,皆さんが子供だったときや学生だったときを振り返りつつ,または真っ最中の方は改めて味わいつつ,読んでいただけたらなと思います。

 

そして,懐かしいあいつに久しぶりにメールを……なんてそんな感慨深い記事ではありませんけど(笑)

 

本音対話も相変わらず募集しています。

気になる方は,以下の記事をご覧ください!

 

soskksos.hateblo.jp

 それでは,また次回です!

 

ソスク